イギリスで全メールとIP電話通話記録保存開始

   このエントリをはてなブックマークに登録    2009/4/7-1

本日より、イギリスでISPによるメールとIP電話などの記録義務化が開始されるようです。 ISPは12ヶ月間ユーザのメールなどによる通話情報を保存する義務を負い、要求に応じて情報を提出しなければならないそうです。

これらは、2005年7月のロンドンで発生したロンドン同時爆破事件以後に行われた議論の結果であるようです。

コンテンツは保存されないらしい

なお、最後のほうに以下のように記述されているので、メール本体に含まれるコンテンツは保存されないようですね。 今後も保存されないとか、実際には保存されているというような話が無いとは言えないのでしょうが、現状ではあくまで「通話記録」なんでしょうね。

The actual content of your emails, internet calls and activity are not retained, however.

コミュニケーションの通話記録

元ネタ記事を読むと以下のような説明文も含まれています。 Skypeも入るんですね。

The details - such as user ID, telephone number or address - of anybody you contact through email or using an internet telephony service such as Skype

さらに、次のようにも書いてあります。

The details of any time that you go online, as well as specific details of any time you log into an email service or internet telephony system

オンラインになった時間などの情報も保持されるようになるんですね。 まあ、ISPに接続した時間というのは今の日本でも保持されているとは思うので、ここら辺はあまり現状と変わってないのかも知れませんね。 あれ?でもそう考えるとIP電話やメールの通話記録(ログ)だったら今でも記録され続けてるんじゃないですかね? 要求されて提出しなければならないという点と、12ヶ月間という期間が明確に決定されたということでしょうか?

色々

でも、この話って去年の時点では政府がメールコンテンツを含めて一元管理するって話じゃなかったでしたっけ? その後、通話記録だけになったのでしょうかね???

Technobahn(2008/10/16) 英国政府が新検閲法案を公開、全メールは政府が一元管理

あと、元ネタ記事のブログコメント欄には「gmailに情報提供してもらえると思ってるのだろうか?」とか「暗号化されたメールはどうするの?」というような突っ込みも入っていました。

電子媒体へ情報を投入し過ぎない方がいいかも

まあ、このような話があろうと無かろうと、メールなどによる文書はどこかで保存されてしまっていると思って行動した方が良いだろうとは思う今日この頃です。

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