「勉強になりました」は禁句

   このエントリをはてなブックマークに登録    2009/2/24-1

昔、会社で「勉強になりました」と言ったら注意された事がありました。 曰く「この場でのあなたは専門分野の立場で考える事が仕事という名目なので勉強であっては困る」という事でした。

「勉強になりました」という一言は、私自身はあまり深く考えずに口から出た言葉でした。 博士課程が終わって就職して、新人研修などをしていたため「新人根性」が染み付いていた部分も否定は出来ません。

人によっては「勉強という単語の何が悪いんだ!」と思うかも知れません。 しかし、私は自分に対してそれを言って頂けた上司の方には今でも非常に感謝しています。

あの瞬間に、「勉強になりました」とか「今日は勉強したいと思います」と言ってはいけない立場と、言うと誰かに迷惑をかけてしまうシチュエーションがあるという事実を学びました。 (「勉強になりました」と言っても何ら問題が無い状況も多いのでご注意下さい。)

外に出たときは、例え自分に知識が欠落していると自覚していても、水面下で必死に苦労して相手にはそれを見せてはいけないのかも知れません。 「外に出たとき」が何であるかは、人や現場や状況によってそれぞれ違うだろうと思うので、一概には言えないだろうと思いますが。。。

個人的な感覚だと、「勉強」という単語は、お金などの対価を受け取って何かをしているときには迂回すべき単語であるような気がしています。 相手は「専門家としての知識や意見」に対して対価を払っているのであって、「その人の勉強」に対してお金を払っているわけではないからです。 余計な一言を避けて、「よろしくお願い致します」や「本日はありがとうございました」ぐらいで停めておくのが良いのかも知れません。

本当は謙遜のつもりで言ったとしても、「勉強」という言葉が実は迂闊な一言になり得る可能性を秘めているという事実を早いうちに経験出来たのは自分にとって財産だろうと思う今日この頃です。

。。。という事を書いていても、失言だらけの人生という罠。。。orz

追記

GoTheDistance : お客様は勉強のためにお金を払っている訳じゃない

追記2

taiyakilife : 価値の判断基準が自分の外にあるので勉強になりましたとすぐ言う人

 ぐさり。やられました。これってビジネスの場じゃなくて、一般的にも言えることですよね。何らかの肩書きを背負って、課題とタイマンはる覚悟を持つ。足りてなくても、その場で補い、どうにかカタチにする、というのは大事かもしれません。
(...中略...)
要するに「模範解答はない、お前の答えが聞きたいんじゃ!」という教えとして肝に銘じようと思いました。TBやスターをするのも躊躇するんですが、思い切ってしてみました。これもトレーニングの一環として。

思い切ってリンクしてみました。

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