IT業の残念な秘密

2008/9/25-2

Sanity check: 10 dirty little secrets you should know about working in IT」という記事がありました。 「ああ、あるある」的な項目もあって面白かったです。 個人的には3番と4番がツボでした。 10番はアメリカ事情っぽいですね。

以下、要約です。 誤訳等が含まれている可能性が高いので、是非原文をご覧下さい。

10. IT専門家は他の専門家よりも給料が良い傾向にあるが、そのため経営者はあなたを所有していると勘違いすることがある

ドットコムバブル時と比べると下がったものの、IT専門家が受け取る給与は高い方だ。 ただ、そのために「高い給料払ってるんだから、やれ」というような態度に出る雇用者もいる。

9. ユーザが馬鹿な行動を取るとあなたのせいになる

「コンピュータが壊れた!」「何したんだ!」などと怒鳴り込んで来るユーザがいる。 実際にはユーザが自分でデスクトップ上のIEアイコンを削除しただけだったりする。

8. 苛立たせ役とヒーローという立場を1日に何度も行き来することがある

仕事を中断させてしまうような大きな障害を、一般ユーザが知らないちょっとした作業で解決できると、あなたはたちどころにヒーローになる。 しかし、その効果も数時間で消滅する。 別の問題が発生するとあなたはNo1の悪者になる。 そして、またヒーローになる。

7. 資格は技術向上には役立たないが給料向上には有効である

ヘッドハンターと人事は資格を好む。 仕事のマッチをさせやすいからだ。 一方で、ベテランエンジニアは資格を見て雇ったけど失敗だった事例を教えてくれる。 資格は技術向上には役に立たないが、オプションとしては非常に有用だ。 特に、技術があってかつ資格を持っていれば最強だ。 しかし、資格は基礎知識を証明するものとしては良いが、仕事の能力を示すものとしては使えない。

6. 非エンジニアの同僚はあなたを無料サポートとして使いたがる

自分の家のPCの不調に関してメールしてきたり、歩いてきて質問に来る同僚がいる。 さらには、自宅PCを会社に持ってきて直してもらおうとする人までいる。 やってあげると感謝はされるが、どこで線引きをするのか考える事も重要だ。

5. ベンダやコンサルタントは全てがうまく行っているときには自分のおかげだといい、失敗しているときは顧客のせいにする

コンサルタントとの協業は重要な要素だ。 全てがうまく行っているうちは良いパートナーと言える。 ただ気をつけなければいけない。 うまく行かないときには、「他ではうまく行っている」と言いながらIT部門に責任がなすりつけられる場合がある。 また、うまく行っていてもIT部門の業績を無視して手柄を横取りされるかもしれない。

4. 新しい技術に触れているよりも古い技術の子守をしている時間の方が長い

IT業界で働いていて最もワクワクすることの一つとして、最新技術を扱う事が挙げられる。 しかし、実際には過去の遺物の子守やメンテナンスに追われる日々になることが多い。

3. 新しいテクノロジを構築する際の最大の障害はベテランエンジニアである

最新技術を導入しようとしたときの最大の障壁は予算ではなく、ベテランエンジニアである。 既に稼動しているシステムを変更することへの抵抗は強い。 安定稼動が理由の場合も多いが、新しい事を学ぶのが億劫であり古き良き状態を維持したいという理由の場合もある。

2. ビジネスの発展ではなく自分の立場向上のために特定の技術を推奨するエンジニアもいる

ビジネスがうまく行くかどうかではなく、IT技術者が必要とされるかどうかでソリューションを選ぶエンジニアもいる。 もしくは、例えば自分がLinuxが好きだからWindowsを使った方が良い事例でもLinuxを使うという場合もある(逆もまたしかり)。

1. IT専門家は難しい単語で非技術者を煙にまいて自分の失敗を誤魔化す

どんなエンジニアでも失敗はする。 しかし、失敗を素直に認められる人ばかりではない。 上司が技術に疎い場合、適当に技術的な理由を並べて誤魔化す人もいる。 例えば、「マイクロソフトのSQLサーバのせいでブルースクリーンになって3時間停止した」など。

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