雑誌には出来ないけどWebなら出来る

   このエントリをはてなブックマークに登録    2008/3/13

先日、某専門雑誌記者と飲みに行きました。 雑誌/出版/Webについて色々話していたのですが「専門誌はユーザ層拡大に貢献しない」という視点が非常に面白かったので紹介します。

専門誌の広告主には個人経営のお店(ショップ)が多いです。 そして、そのような広告主から見ると雑誌は非常に大きな力を持ったメディアです。 特定の業界内での話題の中心は専門誌に書かれている事象であることも多いです。

色々と話していると広告主達から「もっと○○に興味がある人口増やしてよ」と言われる事もあるそうです。 そのようなときには、「ウチじゃあ○○の人口増やせないですよ〜。だって既に興味がある人(i.e. マニア)しか買わないですから」と答えるそうです。

言われてみれば当たり前かも知れませんが、そういった意味ではWebの方が雑誌よりも違った世界の人との接点が大きく、層の拡大という意味では雑誌より強いのかも知れません。 本屋で購入しなければならないというのは大きなハードルです。 しかも、専門誌系は小さな本屋には置いていない事が多いです。 小さな書店では、専門誌はかなり厳選されていて、自分の趣味に合うジャンルの扱いがあるとは限りません。

Webであれば検索エンジンなどから他の分野の人が迷い込むことがあり得ます。

しかし、Webで間違って迷い込んだ人はすぐに帰っていってしまって効果が無いという噂もあります。 そうなると、ブログ等のマルチジャンルプラットフォームに如何に露出するかが勝負になるのかも知れません。

いや、でもよくよく考えると、現状のテレビ/新聞/ラジオというのはマルチジャンルで、そこで如何に紹介されるかが現状ではユーザ層拡大のキーになっているんですよね。 例えば「六三四の剣」が流行った時には剣道人口が増えたらしいですし。

今後、Webでもマルチジャンル系の媒体でどれだけ扱われるかというのが各業界で話題になる日が来るのでしょうか? でも、Webでのマルチジャンルってテレビ等とは違って、「元々はこれをやっている人が、これにも興味がある」という感じでピンポイント度は高いような気がしますね。

なお「マルチジャンル」という単語は思いつきで使っているので、正しい表現かどうかは知りません。 ご注意下さい。

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