DVMRPな気持ち

2007/9/6

Distance Vector Multicast Routing Protocolというマルチキャスト経路制御プロトコルがあります。 このプロトコルでは、マルチキャストグループごとに経路ツリーを生成します。 その過程でフラッディングと呼ばれるデータ垂れ流しを行い、誰もマルチキャストグループに参加していない部分は、プルーニング(Pruning)と呼ばれる枝刈作業によって省かれていきます。 このfloddingとpruneは定期的に繰り返されます。

先日、ブログ(Webサイト)や人間関係もDVMRPに通じるものがあるのではないかと、ふと思いました。 どっと多くの人が押し寄せ、そして段々と残る人だけが残ります。 人間関係でも、住む場所が変わったり、新しい組織に入ったりすると知人が増えます。 そして、徐々に合う人だけで付き合いが続くようになります。

DVMRPは密度が高い(Dense)場合に使われますが、PIM-SMやCBTのようにSparseな時に使われるプロトコルにぴったりのアナロジーは何だろうと考えてみましたが、あまり良いものは思いつきませんでした。

ここ数日はDVMRPのPrune状態であると思う今日この頃でした。

最近のエントリ

過去記事

過去記事一覧

IPv6基礎検定

YouTubeチャンネルやってます!