シニアプログラマが転職しにくい理由

2007/8/24

ちょっと世知辛いです。

The Old Programmer's Home」という記事がありました。 「Am I Too Old to be a Programmer ?」という記事を読んで思った事を綴っているようです。 アメリカと日本で多少違いそうな部分はありますが、何となく言いたい事はわかるような気がします。 50歳ぐらいまでずっとプログラマとして生きてきた人の職人技は本当に凄いと思います。 でも、ハッカー(not cracker)として生きている人よりもマネージャになっていく人の方が多いんですよね。。。

「Am I Too Old to be a Programmer ?」では、25年のキャリアを持つプログラマが転職活動を行っていて、電話インタビューでは良い感触を得ても、実際に会って面接をすると落ちてしまうという話でした。 「プログラマは若くないと続けられないのだろうか?マネージャにならなきゃいけない?まだまだ書けるのに。」というような事が書いてあります。

原文記事(The Old Programmer's Homeという記事を書いている方)を書いている人は50歳だそうです。 自分は見た目が若いと自慢しています。 27歳の娘と一緒に食事をしていたら夫と間違われたと書いてあります。

結婚していなくて家族を持っていない若い労働者が雇用側にとってどう有利かが多少過激な表現で書かれています。 若い人は経験を積んだ労働者と比べると以下のような特徴を示しがちだそうです。

  • 若い人は自分の実力を示したい
  • サービス残業を厭わずに働き続ける
  • プライベートを犠牲にしてでも働く
  • 給料の支払いが遅延しても働く
  • 身を捧げる

さらに、以下のような事も書いていました。

  • 無料ドリンクに惹かれる
  • 無価値なストックオプションに惹かれる

一方、熟年労働者は「金額を示せ」と言うそうです。 さらに、若い労働者の方がナイーブであり、雇用側は有利な立場に立ちやすいそうです。

でも、「結局はエゴの問題なのではないか」と書いていました。 IT業界では、40歳を過ぎると面接を実施する方が若いという状況が多くなるそうです。 そして、雇った部下の方が年齢が上で知識も豊富だと雇う側の立場がなくなるというのが原因ではないかと書いていました。 結局、歳を取っていて時代遅れになっている事が問題ではなく、知りすぎているのが問題なのではないかと書いていました。

原文では、最後に「若い人達へ。一緒にサッカーをしたりは出来ないし、古典的な音楽を聴いているけど、今から貴方達が経験するであろう失敗は既に経験済みで知っている。色々教えてあげられるし、時間を無駄にしなくて済むよ。」というような事を書いていました。

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