ネットショップにおける Single Point of Failure

2007/5/22

ネットショップ運用者にとっては意外なところがSingle Point of Failureなのだと思う事がありました。 先日、ネットショップを運営している知人のOutlook Expressが起動しなくなってしまうという事例が発生しました。 どうも、起動するといきなり不正終了をしてしまうそうです。 結局、最終的にはセーフモードで起動して不要なメールを消していったら直ったんですが、約1日ほどメールが読めない事態が発生していました。

今回の事例を見て、ネットショップ運営者にとってはメールクライアントがSingle Point of Failureであると思いました。 メール配送システムは信頼性が無いものという設計ですが、世の中の多くの人はメールは送れば必ず届くものと信じています。 どこかでメールがなくなってしまっても、顧客側から見れば「返信が無い!けしからん!」となってしまいます。 そして、一番メールが紛失しやすいのがネットショップ運営者のパソコンの中ではないかと思いました。

例えば、今回のようにOutlookがおかしくなってメールが消えてしまう事があり得ます。 メールを吸い出した直後にHDDが壊れてしまう可能性もあります。 パソコンが壊れて、メールサーバ用のパスワードがわからなくなってしまう可能性もあります。

「バックアップをすればいいのでは?」という意見もあると思いますが、コンピュータはあまり詳しくないネットショップ運営者でバックアップを行っている人は非常に少ないと予想しています。 昔のように「メールは特定サーバにrloginして直接読む」という形態であれば、特定のサーバのバックアップや運営に力を入れれば済みました。 今は、各ユーザのPCが非常に強力になったので、サーバが行う作業は非常に少なくなっています。

Webメールを活用するという方法もありますが、Webメール運用者のミスでメールが大量に消去された事例や、スパムフィルタで人知れずメールが消えていく事もあります。 ネットショップ運営者は、どうするのが一番スマートなんだろうか? もしかして、考えすぎだろうか? と色々考えてしまう今日この頃でした。

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