ダメな中小企業Webサイト

2007/2/19

Ten clues that your Web site is dead」という記事がありました。 コンピュータ関連ではない小規模な企業などでは、このような考え方は確かにありがちかもしれないと思いました。

面白かったので要約してみました。 誤訳などの可能性があるので、詳細は原文をご覧下さい。


1. 「インターネットはまだこれからだ」と思っている

インターネットによる革命は既に数年間続いており、膨大な数のユーザもいます。

2. Webサイトを持っていない

Webサイトを持っていないのは自社の名前をつけていないのと同じぐらいの事です。 Kitch氏によると、小規模ビジネスの3割はWebサイトを持っていないそうです。 そのような企業はすぐに消えてしまうそうです。

3. 自分のWebサイトの更新方法を知らない

Kitch氏によると、小規模ビジネスのWebサイトはデザインのみに頼っても意味が無いそうです。 変更の無いWebサイトを出し続けるのであれば、自社のチラシのPDFを配布するだけでも良いそうです。 変更の無い綺麗なWebサイトよりも、機能的でユーザを満足させるものが重要だそうです。

4. 顧客の半分がオンライン上であなたを発見できない

小規模ビジネスは、30歳以下の人にWebサイトを発見してもらえるようにしなくてはなりません。 彼らは電話帳を開いたことがありません。 見込み客の半分はオンラインであなたを探しています。 そのうち、75%になるでしょう。

5. 自分のビジネスはローカルなものだと思っている

現在、ローカルなビジネスというものは存在しません。 インターネットを通じて世界中が競合相手になります。 オンライン上で世界を相手にするつもりはなくても、せめて地域を意識しましょう。

6. Webサイトは新規顧客開拓専用だと思っている

新規顧客開拓専用にのみを目的としてWebサイトを作ってしまうことは、既存顧客に「閉店」サインを送るに等しいことであるそうです。 多くの新規訪問者は単に検索結果に導かれてやってきます。 Webサイトが影響を与えるのは、そのような新規訪問者ではなく、再訪問者です。

7. Webサイトは顧客だけが見ると思っている

採用者、ビジネスパートナー、サプライヤなどにとっても有益なサイトにすべきだそうです。 ほとんど全てのビジネスプロセスはオンライン化できるそうです。

8. 作っただけで集客をしていない

Webサイトを作っただけでは人は来ません。 小規模ビジネスには、人に伝えられるようなストーリーがなくてはなりません。 人々は、そのようなストーリーに興味を持ちます。

9. 小規模であることが欠点だと思っている

Kitch氏によると、顧客は大きな企業のネームバリューで、小さな企業の木目細やかなサービスを望んでいるそうです。 オンライン上でうまくプレゼンスを示せれば、小規模企業でも大企業並の信用を確保できます。 そのうえで、小規模の利点である細かいサービスを提供すれば良いそうです。

10. 私の言うことをそのまま実行する

Kitch氏によると、小規模ビジネスにおけるオンライン戦略は他人の意見に完全に依存してはいけないそうです。 全く同じ小規模ビジネスは2つとないので、それぞれの慣習にしたがって、習いながら適応してくべきだそうです。

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