現場で遭遇するかも知れない、こんなプログラマ達

2007/11/13

10 types of programmers you'll encounter in the field」という面白い記事がありました。 ひたすら毒ばかりで笑えました。

以下、要約です。 誤訳などの可能性があるため、詳細は原文をご覧下さい。

1. ガンダルフ

指輪物語のガンダルフのような風体をしていて、コードの世界において魔法が使える。 細かくどうでも良い事を議論するのが大好きという欠点はあるが、絶望を救うものとしてチームにキープしたい人材。

2. 殉教者

仕事中毒。 家では風呂と寝るだけ。 会社で寝ることにプライドを持っている。

3. マニア少年

語りだしたら止まらない。 ドラゴンボールZとガンダムWの違いについて熱く語る。 何故プレステ3がXBox360より優れているのかを熱く語る。 多くのものが日本からの輸入。 職場が趣味で占拠されている。 そして、仕事中も趣味の事を考えている。

4. ビンスニール(Vince Neil)

ロックンロール野郎(女性の場合もあり)。 長髪、破けたジーンズ。 会社でBon JoviやDef Leppardを口ずさむ。 (Motley CrueとかGunsじゃないのか???と思いました。。。)

人間的には楽しい事が多い。 ひたすら二日酔いなのは勘弁して欲しい。

5. 忍者

隠密行動。 チームのMVPであるが誰もそれを知らない。 朝、バージョン管理システムでupdateをしてみて始めて忍者が働いていた事に気が付く。

忍者が入っているプロジェクトは何故かうまく行く場合が多い。 ただし、忍者は孤高の戦士であるため皆と同じような業務形態を強いてはいけない。

6. 理論家

プログラミングに関しては何でも知っている。 プログラミング言語の歴史に関して4時間語ってくれる。 最適化によって3ナノ秒高速化できることを誇ってくれる。

でも、問題は理論家が実際の開発現場を知らない事である。 しかも、生成されるコードはあまりに「エレガント」過ぎて凡人には理解できない。

数時間で出来る作業も、ツールがエレガントではないという理由で作り直してしまって3ヶ月かかる。 うまくプロジェクトの範囲内に興味の対象を持たせるようにハンドルできれば、理論家は最強のメンバーになる。

7. コードカウボーイ(The Code Cowboy)

コードカーボーイの本能は静止不可能。 大抵は凄いプログラマで、通常の2〜3倍の速度でコードが書ける。 ただ、テストやチェックが大嫌い。

コードカウボーイのコードはスパゲッティ状態。 生成速度に対して最適化した書き方をしたから。

コードカウボーイを締め切りが最重要であるプロジェクトに放り込めば、プロジェクトは期限内に終わる。 コードカウボーイは忍者のうるさいバージョンであり、目の前にあるものをなぎ倒しながら突進していく。

8. 落下傘部隊

氏にかけているプロジェクトを救うために投入される最後の希望。 長期のコード開発には向かないが、状況を素早く判断して適応する能力はピカイチ。 コードのコア部分を本当の意味で全部理解はしていないかも知れないが、通常では成功しない状況でも何とかしてくれるかも知れない。

9. 二流エンジニア

「まあ、許せる」品質以上のものを生成することはない。 雇用を続けるのも「まあ、許せる」という理由。

雇用面接を行うときに、このタイプの人はどんなプロジェクトにいたかを良く語ってくれる。 しかし、そこで何を担当したかを聞いた途端に話ができなくなる。 組織にそのような人間を招き入れると、出て行って頂くのに数年かかる。

10. エバンジェリスト

エバンジェリストは、どのような環境であったとしても、今の環境を全て捨てて新しいものにすべきであると主張する。 エバンジェリストは理論家の真逆。 ソフトウェア開発の事は恐ろしく良く知っているが実際のコード書きはあまりしない。

エバンジェリストは心の中ではプロジェクトマネージャであるが、まだ昇進できていない。 そのため、その他のメンバーが意図を汲んであげなければならない。

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