類は友を呼ぶので、人材と知り合うのは難しい

2006/9/25

この前、昔の知り合いとあった時にこんなことを言われました。

「プログラマーを探しているんだけど、全然見つけられない (;_;)」

その人は、自分でベンチャーをやっていて色々仕事を受注する機会はあるそうなんですが、人材登用がおいつかないということでした。 問題は結構深刻らしく、色々募集してもなかなか良い人が応募してくれないそうです。 応募以前に知り合いでプログラムを書けるような人自体が凄く少ないそうです。

私のまわりにはプログラムを書く人が非常に多いです。 最低でも3つぐらいはプログラミング言語を使える人しかまわりにいません (言語の数を書いてもあまり意味は無いとは思いますが。。。)。

ただ、逆に言うと、同じ類に属する人ばかりが知り合いです。 魚屋さんのお友達が多いわけでも、本屋さんの知り合いが多いわけでも、社長さんのお友達が多いわけでもありません。

何故、類友状態になるかと考えましたが、その方が楽だからな気がします。 前提条件が一緒なので、細かく説明しなくても話が通じます。 例えば、ITMediaやCNETに書いてある記事に関して話す時にITMediaやCNETが何かから説明しなくても通じます。 また、好みの話題も共通しています。

ただ、好みの話題などが共通している人で集まってしまうと、その他分野の人は入りづらくなります。 そうすると結局同じような分野の人ばかりが集まってしまうのだと思います。 ということで、プログラムを書ける人が少ないのではなく、ただ単に一部の場所に固まってしまっているのだと思いました。

結局、知人社長にあまりまともなアドバイスは出来ませんでした。

「とりあえず誰か一人出来る人を探して、その知人経由で芋蔓式に辿っていったらどうですか?」

「その出来る人を探すのが大変」と言われ「そうですね。。。」となってしまいました。

人材ミスマッチ問題は難しいですね。。。

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